渋沢栄一の孫で、エッセイストの鮫島純子(すみこ)さんが本年1月19日にご逝去されました。100歳でした。
純子さんは1922年、栄一の三男で実業家の渋沢正雄の次女として、東京・滝野川町西ケ原(現・北区西ケ原)に生まれました。
純子さんは幼少の頃より、祖父・栄一が住む東京の飛鳥山邸を訪れ、栄一と接したり、お話ししたり、飛鳥山で大切な時間を過ごされました。

純子さんが語る「おじいさま」・渋沢栄一は、穏やかで優しく、他人を敬い大切にする人物でした。家族だからこそ知っている栄一の姿を「孫から見た渋沢栄一」展として東京都北区飛鳥山、渋沢資料館で開催中(7/1-8/27)。

7月31日には上皇ご夫妻が本展示のため渋沢資料館を訪問されました。

鮫島様は2018年11月に当博物館にご来訪頂いております。

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渋沢資料館特別展;2023-03_Ojiisama